EI+CB

コルダ3テキストサイト // BL多目ですので、苦手な方はご注意ください //

目次

  • 戻る
  • RSS
  • 管理者用

作品表示

同調

彼の体のどこが好きかと聞かれれば僕は即座に答えられる。
「楽しいか?」
その一番好きなところに僕は何度もキスをする。
「ああ、すごくね」
キスをしては、舌を遣い、時には吸うこともある。
彼はその度に不可解だと言わんばかりの顔をする。
「冥加は嫌い?」
それを口に咥えたまま上目遣いで聞いてみる。
男の上目遣いなんて可愛げも何もないと思うが、冥加がたじろぐくらいだから多少の効果はあるのかもしれない。
「嫌いとかではなく、理解が出来ない」
へぇ、と。
そんな冥加を困らせてみたくなる。
「じゃあ同じことやってみるかい?」

彼が断ろうと口を開けた隙に、自分の指をすべらせた。
そして閉じようとする前に、逃げようとする彼の舌を捉えた。
一方自分の口の中にある彼の指に僕の舌を絡め、その味を確かめる。

そう、僕は彼の体で指が一番好きだ。

人差し指で舌の輪郭を、中指で彼の頬をなぞる。
「逃げないで」
親指で唇をなぞりながら僕の指のせいで垂れようとする涎を掬う。
一方僕の口元はというと、彼の指を甘噛みしたり、指の付け根を舐めたりしている。
「ねえ知ってる?」
彼の指から口を外し、今度は手のひらを中心から中指に向かって辿る。
「指って立派な性感帯なんだよ」
そう言って、彼の口から指を離す。
「だから指が好きなのか?」
いつもどおりの不機嫌そうな声。
「まさか」
ふふっと笑う僕に冥加はより不機嫌になる。
これ以上からかうと後が面倒になりそうだ。
「君の指から生まれる音が好きだからだよ」
これは本当の理由だ。
それなのに彼は「どうだか」と一蹴する。
だから余計にからかってしまいたくなる。
「それと」
彼の薬指に口を付け、言葉を続ける。
「指なら君は僕に傷をつけようとしないからね」
この理由にはどうやら納得がいった様で、彼は満足そうに笑った。
「代わりに冥加が僕の好きなところ教えてあげようか?」
彼はすごく嫌そうな顔でこちらをみる。
「言うな」
ただ一言、彼は言おうとしない。
だからつい困らせてみたくて言ってしまう。

――指、でしょ?

作品名
同調
登録日時
2010/04/03(土) 00:54
分類
天宮×冥加
  • この作品のURL
リンカーン: 人気 ブランド iPhone/SAMSUNG スマホケース 専門店& krecaseのセール情報と店舗日記& 新入荷携帯スマホiphoneブランドケース先行予約 超 人気新品& 株式会社トラスト オンラインショップ通販& トラスト& sitemap& キャップ, 帽子& 帽子& サングラス メガネ& New balance(ニューバランス)& Timberland(ティンバーランド)& NIKE(ナイキ)& Adidas( アディダ)& 時計,激安価格で時計&
Script : Web Gallery Professional